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印刷の用紙について

2022.6.23

印刷の用紙には、大きく分けて2つに分類されます。1つは、塗工紙で、表面に白土等の顔料塗料を塗って、表面を平滑に加工しています。印刷のインキとの相性が良く、カラー印刷に適しています。その一方で表面の平滑度が高いので、鉛筆との相性は、よくないです。塗工紙の代表的な用紙にコート紙やアート紙があります。主にチラシ、カタログ、カレンダー、ポスター等に使用されています。
もう一つは、非塗工紙で、パルプから作った紙に表面に特別な加工をしていない紙になります。鉛筆との相性が良く、自然な感触があります。印刷のインキを使用した場合、用紙にインキが沈む為、塗工紙と比べて印刷の色艶が落ちてしまいます。非塗工紙の代表的な用紙に上質紙、中質紙、ざら紙等があります。主に、ノート、コピー用紙、メモ帳に使用されます。
最近では、石灰石を原材料として作られたストーンペーパーがあります。特徴は、耐水性、筆記性、強度に優れていますが、通常の古紙リサイクルと分別が必要です。その他に、SDGsに参加できる、バナナの茎から「バナナ繊維」を原料としてできたバナナペーパーがあります。

 

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